バイクに乗りたい
突然ですがバイクに乗る人格好良いですよね!
乗れたら気持ち良さそうですね!
誰もが一度は憧れたことがあるはず(?)
私が「障害者である自分には◯◯できない」と言った固定観念から脱却し、日頃感じていた劣等感を払拭したきっかけは、バイク免許の取得でした。
そんなわけで今回はバイク免許取得時のことを書いてみようと思います。
初めは「片腕でバイクの免許は取れないだろう...」と思っていたので、普通自動車の免許で乘れるトライクに乗ってみたいなーというところからスタートしました。
トライクというのは、極簡単に言うとバイクを三輪に改造した自動車です。詳しく知りたい人は・・・ググって下さい!←
しかしトライクは一般的なお店では見かけません。
また、元がバイクなのでブレーキやクラッチはやはり両手が使えないと操作できません。
(※自動二輪車(MT)は一般的に、左手でクラッチ、右手で前輪ブレーキ、右脚で後輪ブレーキを操作します)
そのため、普通自動車免許で乘れるとは言え、ブレーキやクラッチを片手で、あるいは脚で操作できるよう改造してくれる協力者が必要でした。
とりあえず最寄りのバイク屋さんにお願いできないか聞いてみたところ、即、お断りされてしまいました・・・。
でもこれは仕方ないことです。
正規のものを改造するというのは、本体を駄目にしてしまうリスクがあり、中途半端にすれば乗り手を危険に晒す可能性があります。従って、バイク屋さんにしてみれば、とてもリスクが大きいのです。
仕方ないので協力者探しの範囲を、市内外から全国に拡げることにしました。
方法はとっても簡単。このブログと一緒です。
そう。インターネットです。
ほんと便利な世の中ですねぇ...(´-`)
とある掲示板への書き込みに反応してくれた、とある日本初の片腕ライダーさんにご支援頂き、免許取得への道が一気に拓けました。
トライクを改造する話がバイク免許の取得に変わったのは、この時反応してくれた方が片腕ライダーさんだったからです。
運が良かったと言えばそれまでですが、これも諦めずに行動し続けた結果だと思います。
この後も苦労はしましたが諦めなければ何とかなるもんです。その後の苦労話はまた別の機会に・・・。
やりたいことがある。
けど最初から諦めてしまっている。
そんな人は是非、一歩踏み出してみましょう。
つまずきはきっとあります。
でもそこで止まらないで、少し勇気を出して協力者を探して見ませんか?